【含まれる食品】
かまぼこ、ちくわ、はんぺん、ハム、ソーセージ、
漬け物、イカの燻製、ワインなど
【用途】
細菌やカビの増殖を抑えて、腐敗を防ぎます。
対象食品はきめられていますが、上記の食品も
含め非常に多い。
【注意すべきポイント】
最も多くの種類の食品に使われる保存料で、上記の
食品のほか、ジャム、シロップ、キャビア、チーズ、
あん類、煮豆、佃煮、清涼飲料水などに用いられます。
ソルビン酸は、カビや酵母の発育を抑える作用が
強いため、それらが増殖する心配のある食品に
用いられます。
使用限度は食品によって違いがありますが、
原料1kg当たり0.05~3.0gです。
【人体への影響・危険性】
ラットに対して、体重1kg当たり7.4g経口投与すると
その半数が死亡します。
人の推定致死量は500gです。
ソルビン酸を落花生油または水に溶かして、ラットに
皮下注射した実験では、注射部位にがんが発生しました。
また、マウスに体重1kg当たり0.04gを毎日、17ヶ月
投与した実験では、体重の増え方が鈍り、肝臓、腎臓、
精巣がすくなくなりました。
人間がソルビン酸を摂取した場合、体内の代謝によって
水と二酸化炭素になり、大半が呼気から、他に便や尿から
排出され、一部が筋肉や体組織に移行します。
(参考) 食品添加物の危険度がわかる事典、渡辺雄二著