砂糖の取り過ぎによる心身の歪み・砂糖病(2)
砂糖は、胃にも良くありません。「ストマック・リアクション」という言葉をお聞きになったことがありますか?
胃というのは、食べ物を消化するために働いているのですが、多量の単糖類・二糖類が入ると動きが止まってしまうのです。
多量の単糖類・二糖類が胃に入ることによる胃のビックリ反応は、「ストマック・リアクション」と呼ばれています。
砂糖は強アルカリ性です。胃の中はペプシノーゲンや塩酸が消化のために分泌されており通常はこの塩酸によりpH1.6~2.0強酸性状態です。
胃内にはこのほか、胃粘膜の副細胞からは粘液、内分泌細胞からはガストリンが分泌され、これらを総称して胃液と呼ばれ、強酸性となってます。
そのため強アルカリ性の砂糖が沢山入ってくると、胃液が沢山出て、胃酸過多になりやすくなり、これが頻繁に繰り返されると胃壁がただれて、最悪の場合は胃癌にまでなってしまいます。
糖類が沢山含まれている清涼飲料水を常飲するのは考えものです。
この他にも、砂糖を取り過ぎると腸内の微生物に影響を与えて、ビタミンBグループ欠乏症になることもあります。
ビタミンBグループの働きについて簡単にまとめましょう。
ビタミンB1の働きは、ご飯やパン、砂糖などの糖質を分解する酵素の活動を助け、エネルギーに変えることです。
ビタミンB1が不足すると、糖質のエネルギー代謝が悪くなり、疲れやすくなったり、手足のしびれ、むくみ、動悸などといった症状が現れます。
また糖質は、脳や神経のエネルギー源でもあるため、糖質だけではなくビタミンB1も不足すると、集中力がなくなったり、イライラが起こったりします。
ビタミンB2は、細胞の再生や成長を促進する働きのあるビタミンで、健康な皮膚、髪、爪を作るのに不可欠です。
また、脂質や糖質の代謝にも関係しています。
ビタミンB2が不足すると、脂質がスムーズに代謝されず、エネルギーとして使われにくくなることで、疲れやだるさ、やる気のなさなどにつながります。
ビタミンB6は、たんぱく質の代謝を促すために必要なビタミンです。健康な皮膚や髪、歯をつくり、成長を促進するので、特に発育期の子供や妊婦、授乳婦には不可欠です。
また、免疫機能を正常に保つ働きもあります。
ビタミンB12は、葉酸と働きあい、赤血球を作り出す役割があります。
ビタミンB12が不足すると、だるさやめまい、動悸、手足のしびれといった症状が起こり、悪性貧血になる恐れがあります。
また、神経過敏、集中力の欠如といった、神経症状を引き起こす原因にもなります。
このように、ビタミンBグループが足りなくなると、健康状態が悪くなり、脳細胞が正常な反応をできなくなります。
そのため、単糖類・二糖類を取り過ぎると、健康を害し、人の判断もおかしくなり行動にも異状が出やすいわけです。
砂糖を取り過ぎる生活をしていると、内臓は弱ってきますし、心にも悪い影響が出てきます。
キレル子供の増加、犯罪の低年齢化と増加は砂糖のとり過ぎと大いに関係があるのです。
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